9年目の理学療法士のトキオです。

社会人になってからなかなか勉強が捗らない💦
勉強しても身になっていない💦
こんな悩みはありませんか?
新人の時に勉強の方法が分からず焦っている人多いと思います💡
私も勉強が嫌いでしたが、どうにか仕事に差し支えないくらいの知識はつけなければと悩んでいました。
そんな時に、私が実施していた効果的な勉強方法について書いていきたいと思います。
この勉強方法を実施する事で、自分の時間を有効に使い、知識を深める事ができると思います!
是非、最後まで読んで今日から行動してみましょう!
何から勉強するか
まず何から勉強するかですね!
やりがちな事は、解剖学・生理学・運動学の本をとりあえず読むこと💡
本を読むとなんとなく勉強した気になります!
しかし、臨床ではなにも生きてこないのが実情です💦
勉強する前に勉強する準備が大切
何を目的に勉強をするのかを考えてみましょう!!
学校での勉強
テストでいい点を取るとか国試に受かることが目的になります!
そのため、勉強内容は教科書の内容を覚える事や起止停止の暗記などがメインだったと思います。
臨床に必要な勉強
患者さんのことを理解するのが目的です!
そのため、患者さんの状態をメインに勉強していく方が覚えやすいと思います!
勉強する内容
担当患者について
担当患者さんの疾患に合わせて調べものをすると範囲が絞られるのでまずは自分の担当患者に詳しくなるとこを優先しましょう!
膝の疾患の患者であれば
- 膝の解剖
- 評価の仕方
- 疼痛の原因になり得るもの
- 動作分析のポイント
知らなくてはいけないことを箇条書きにして調べると整理しやすいかもしれません。
合併症についても一緒に調べましょう!
合併症で内科疾患も患っている人は多いです。
リスク管理は必須なので、受け持つ患者さんが患っている疾患は調べておきましょう!

担当患者のことだけなら範囲が限定されるので勉強がしやすいのと想像がし易いので頭にも入りやすいと思います。
その日に分からなかったこと
臨床をしていて知らなかったことや疑問に思うことをメモ帳に残しておいて調べる。
1日5個はあげると決めれば1か月経てば100以上のことを調べていることになります。
調べ方は、本でもインターネットでもいいと思います。
大事なのは疑問に持つことと自分で調べるという行為が大切かと思います!

少しずつ調べることで、勉強時間も短時間で済みます!
病院に多い疾患
自分が在籍している病院に多く居る疾患を勉強する💡
病院によって特色が異なるので、その病院で多い疾患は自分がいつか受け持つ可能性があるので勉強してい損はないです!
勉強方法
- 担当患者について考える
- スタッフの体を使って実験
- 自分で評価表を作ってみる
- アプリを使って勉強
まず担当患者さまについて考える
理学療法士の実習では、毎日担当患者のことを考えてレポートを出して添削されてという作業を繰り返したと思います。
でも、なぜか卒業して社会人になるとその過程を踏まなくなります!
私もそういうタイプでした!笑
実際、学生の時に調べていた患者のこととか指導内容って割と鮮明に覚えていることが多いと思います。それだけ丹精込めて調べた結果ではないでしょうか?
担当患者が増えると調べるのも大変なので、私はその中でも一番気になる人を学生の時みたいに調べるようにしていました。
その勉強のために必要なことが一つあります。
それは、患者さんを問診する段階で痛みや症状を詳しく聞くことが大事です!
理由は、患者さんの主訴を知らいなと、なにについて勉強していいか分からないからです!
ですから、毎日の臨床で患者さんの声をしっかり聴くことが実は一番勉強になったりしますのでまずは日々の臨床で患者さんの声を聴いてください!!

まずは患者さんへの問診スキルをあげて勉強範囲を明確に!
スタッフのカラダを使って実験
スタッフのカラダを使って勉強したことや技術を試すのはとても勉強になります!
スタッフなら最悪失敗しても責任を取らなくてもいいですし、相手をしてくれるスタッフの考えも聞けるので一石二鳥です!
私の同期は、膝と肩を良く痛めてくれていたので疑似患者としてすごく診せてもらってました!笑
そこで成功体験をすると自信もつくので、患者さんの前に立つのも少しずつ自信がつくと思います。

スタッフは無料の被験体!( ´∀` )
自分で評価表を作ってみる
最近、土屋元明先生のYouTubeで評価表について喋っている動画がありました。

動画を見た後、「My評価表」を作ってみようと思い最近作ってみてます。
自分で評価表を作ってみると、結構臨床では見ていなかった部分が多いことに気づかされました。
なので、Excelを開いて自分なりの評価表を作ってみるのも面白いかもしれません!
アプリを使って勉強
「ヒューマン・アナトミー・アトラス」
という解剖書をアプリにしたものがあります!
そのアプリを利用すれば片手間で解剖の勉強が出来ます!
3Dで表示されるため自分の見たい方向から体を観察することが出来ます!

臨床への生かし方
勉強内容をどのように臨床に生かすかは、やはり患者さんのことを思い描きながら勉強していると臨床場面に生きてきやすいと思います!
あの患者さんにやってみようと思って勉強するのと、とりあえず本を読むだけでは、目的がはっきりした勉強方法の方が絶対身になりますし臨床に生きると思います。
ですから、いつでも患者さんのために勉強するという気持ちをもって実施することが結局大事なのかと思います!

大切なのは患者への愛ですね!(笑)
最後に
今回は、私が新人のころから行っていた勉強方法についてお話ししました。
なかなか勉強習慣がつかない人でも、毎日少しだけ調べるだけでも知識は増えていくと思いますのでコツコツ頑張って共に患者様に寄り添える理学療法士になりましょう!

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