理学療法士でトレーナーのトキオです!
今年も2月に理学療法士の国家試験が開催されましたね!
理学療法士を目指す人が気になる国家試験の合格率。
どの学校のホームページを見ても、合格率が8割超えなんて学校が多くて
- どの学校に行けばいいか分からない💦
- 割と国家試験って簡単なのかな?💡
なんて思う人いるんじゃないかと思います!
そこで今回は、養成校で出している合格率の裏側について書いていきたいと思います!
理学療法士国家試験の最近の合格率
PT・OT・ST.NETの情報によと上記のような変異になっています。
17年間のデータを合格率が平均86.3%でした!
100人受けたら落ちる人数は10人程度なので割と数字だけ見れば合格率が良く見えます💡
学校のホームページにも昨年度合格率90%以上!!
とか、100%達成!!なんて学校もすごく多いと思います!
高い合格率の裏側
理学療法士になるためにまずは学校を選びます!
その際に、絶対に見るのが国家試験合格率と就職率だと思います。
この国家試験合格率にはいろいろと裏情報があります💦
まず、高い合格率になる理由ですが
厳選された学生しか国試まで辿り着けない!
理学療法士の養成校は増えているので入るのは大変楽になっていると思います!
その反面、留年者も多くいるのも事実で出るのが大変とかい言われます。
そのため、国試どころか卒業までいかない学生も割と多いです💡
80人のクラスだったのが3年生くらいになると20人くらい減っているなんてこともあります!笑
国家試験受験までに出現する壁
①体のことを学ぶため基礎学習についていけるか
今まで習ったこともない分野を学ぶため、最初に頃に勉強を拒絶すると早期に留年または辞めていく人が居ます!
②実技練習
実習に行くための準備で2年生あたりから評価というものが入ってきます!
この頃から、実技が増えてきてテストでも実技テストが増えてきます💦
この実技テストが厳しい学校は、このタイミングで多くの留年者が出てきます!
③臨床実習
実技テストの壁を乗り越えたものが行ける臨床実習。
実習では、実際に患者様に触れます。
この時に、患者様とコミュニケーションがうまく取れないとか指導者にすごく怒られたとかで理学療法士の道をあきらめる人が出てきます💦
④卒試
臨床実習も終えて最後に待ち受けるのが、卒試!
これは、ある学校とない学校があります。
これに受からないと国家試験を受けさせてくれないなんて学校もあります!
なのでここでつまずき国家試験を受けれない人も居るのです💦
⑤国家試験模試
あまりにも成績が悪いと先生から受験について問いただされます💦
ここまで来て受けない人は割といないですが、国家試験2回目からの合格率の低下を危惧して受験を見送らせるケースもあるのは事実です。
現役学生の合格率のみ掲載している
養成校のホームページには、合格率の下に※で現役学生のみとか色々書いてあると思います💡
なぜ、現役学生のみの記載なのか…
その理由は、現役合格率と再受験後の合格率は大きく差があるためです!
国家試験2回目からは合格率がガクッと下がります!
2回目以降の受験者の合格率はわずか40%程度と半分以下になってしまいます💡
そのため、合格率の数字から抜いているのです!
学校選びのポイントは?
国家試験合格率は高い学校の方がいい!
合格率だけで判断するのは難しいと言いましたが、合格率が高いということはそれだけ教えるのがうまい先生が多いってことだと思うので💡
ただ、数字のマジックには騙されない方がいいと思います!
合格率が高い学校に行っても、しっかり勉強しないと国家試験は取れないと思ってください💡
就職率は気にしなくてもいい
就職は、だいたいの人が出来るのでだいたい100%近い就職率なので比べられないと思います!
ただ、その学校が周りからよく思われている学校かどうかは口コミ等で確認が必要です💡
やはり、就職の際に学校名は大切です!
質の悪い学生が多いと思われている学校に入ると、学校名だけで切られることもあるのでその辺の調査は大切です!
専門学校よりは大学の方がいい
学費を考えると専門学校ですが、大学の方が研究の仕方なども学ぶことが出来るので大学がオススメです!
また、4年間の期間があるのでしっかり遊ぶ時間も確保できます💡笑
最終学歴も大卒になるので、もし医療系以外の職業に就くにも多少は有利かと思います!
有名な先生が居る大学を選ぶ
もし、周りに理学療法士の人が居て情報がもらえる環境にいるならば、
有名な先生が講義を行っている大学に入るのもいいかと思います!
そこで交友関係があると、卒業後も貴重な場面に一緒に行けたりする
ので何かと有利になります!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は、進路に悩んでいる方が気になる理学療法士の国家試験合格率の裏側について記事を書きました。
数字のみで判断することは大変難しいので、
実際にオープンキャンパスに行ったり、
その学校に通っている先輩にインスタなどで連絡を
取ってみるのもありではないかと思います💡
最後までお付き合いありがとうございました!

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