理学療法士でトレーナーのトキオです。
仕事が終わり、疲れて帰ってきてお疲れ様の一杯が生きがい!
そんな酒好きの方、多いんじゃないかと思います💡
しかし、そんな至福の時間でもふと頭によぎる健康のこと…💦
どんな飲み方が健康的なのか?
自分が好きなお酒は、本当に健康を害していないのか飲みながら自問自答することあると思います。
そんな方に向けて、健康的なお酒の飲み方について研究データ等も含めて書いていきたいと思います
今回の記事は、お酒の種類と頻度・食べ物の関係についてまとめました!
これを読むことで、健康にいいお酒についての知識が増えると思います!
お酒の種類・頻度と死亡率の関係
ハイボールなら健康か?ワインもいいと聞く・・・
ビールは太る・・・など色々考えて今日も晩酌をしていると思います。笑
ワインとビール、蒸留酒(ウイスキー、焼酎など)の飲む頻度と死亡率を調べたデータがあります。
比べている対象は、お酒を飲んでいない人。
結果
ワインを1週間に3~5杯程度飲んでいる人の死亡率は、飲まない人に比べて低いことが分かりました!
それに比べ、蒸留酒を飲んでいる人は飲む量が増えることで死亡率もどんどん伸びている状況です。
ビールはそこまで変わらないという結果のようです!
結論
この結果から、ワインと飲むのことが一番健康に良く、
ハイボールやウイスキーなどのロックは飲みすぎると健康に良くないことが言えます!
お酒と食べ物の関連性
先ほどの研究で、お酒の種類はワインが健康にいいということが分かりました。
しかし、お酒の種類だけでなく食べている物も影響していることも考えられ研究がすすめられました。
アンケートにて分析
アンケート内容
ワイン・ビール・蒸留酒を飲む人たちに、普段から果物・野菜・赤身肉や揚げ物をどの程度食べているか聴取するという研究を行いました。
結果
ワイン🍷を飲む人は日常的に野菜や果物を多く食べ、油で揚げた物や赤身肉の摂取量が少なかったというデータが出たようです。
このことから、お酒の種類がいいだけでなく普段からの食生活も大切ということが言えそうです…。
レシートからの分析
研究内容
ワインを買った人とビールを買った人のレシートの内容を分析し、一緒に買った食品はなんだったのかを調べた研究があります!
<ワインと一緒に購入した商品>
- 低脂肪チーズ
- 野菜・果物
- 油脂類
- 低脂肪肉
- ジャガイモ
<ビールと一緒に購入した商品>
- 牛肉
- 菓子類
- 普通牛乳
- 魚
- パン
- 卵
- ポテトチップス
- 豚肉
- マーガリン・バター
- ソーセージ
結果
ワインを購入している人は野菜や果物を多く買っており、油も食物性の油を購入していることが分かります!
そして、チーズも低脂肪の物を選んでおり健康感がもともと高い人が多いことも考えられます。
ビールを購入した人の食べ物は、動物性の油を含むものやポテトチップス・ソーセージなど飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含むものを選んでいることが分かります!!
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は多く摂取することで健康被害が大きくなるもので、死亡に繋がる心筋梗塞に等になる恐れもあります!
お酒の種類と食べ物どちらが問題か?
お酒の種類に限らず、アルコールは血流をよくし血液が固まる事を抑制してくれる作用があります。
そのため、適度にアルコールを摂取している人の方が心筋梗塞や脳梗塞での死亡率が低いことが研究で分かっています。
このことを考えると、アルコール自体が悪いというよりは、一緒に食べている物や普段の食生活も大きなリスクファクターになり得るということが言えます!!
もちろん飲みすぎはいけませんが・・・笑
結論
これらの結果を踏まえると、
「飲むお酒の種類で健康に差が出ているわけではない」
ことが言えます!
お酒とともに何を食べるか、普段の食事は何を食べるかが最終的に問題となるようです!
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸といった取りすぎると体に良くないものは、加工食品等に多く含まれます!
自分がいつも食べている物はどんなものかしっかり把握することがまずは大切です!
最後に
いかがだったでしょうか。
お酒の種類だけが健康被害を及ぼしているだけではないことが理解していただけたでしょうか。
お酒を飲んでいない人でも、普段の食生活が悪いと死亡率は確実に上がります。
人は食べたもので出来ているという位なので、是非自分の食生活も見直してみてはいかがでしょうか!
参考にした本

最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント