こんにちは、理学療法士のトキオです!
理学療法士や治療家の皆さん!
専門書って高いですよね…💦
出来ればできれば高くても内容の濃い本を買いたいですよね!!
そこで今回は、私が臨床をやっていて「この本は買ってよかったな💡」と思う本を紹介していきたいと思います!
少しでも参考になればと思います✨
・どんな本がいいか分からない
・臨床の診方がマンネリ化している人
・実習に行っている学生
・整形外科分野で働く医療従事者

学生・新人にオススメの参考書
結果の出せる整形外科理学療法~運動連鎖から全身をみる~
この本のすごいところは、豪華な顔ぶれが勢ぞろいして本を書いているところです!
整形外科の理学療法士としてトップを走る
「山口光國先生」「福井勉先生」「故・入谷誠先生」
3名の理学療法士が各々の得意分野から運動連鎖を通し全身への影響を書いています。
最初読んだときは「ムズッ( ゚Д゚)!!」って思ったのが正直な気持ちです・・・💦
しかし、読めば読むほど臨床を行っているときに「あ!本に書いてあったのこのことか!?」となることが多くとても参考にしています。
特にこの本に書いてある、身体重心の捉え方は臨床ですごく生きてい来るので是非参考にしてください!
考える膝
実習生にもオススメの本です!
この本には、
「なぜ膝の水は貯まるのか?なぜ内側広筋は筋委縮するのか?」
など膝関節に起きている現象が起こる理由について書いてあります。
データも交えて書かれているので、臨床実習での考察を書くときに使えます!
この本を読んでから、膝関節への理解が深まりました。
患者さんにも膝に水が溜まる原因などを話すときに参考にしています!
運動療法のための 機能解剖学的触診技術
理学療法士としての基礎となる触診技術が身につく本です!
筋や骨の触り方について詳しく書かれており、本の通り触診をしていく事で起始と停止の場所が詳しく分かり、理解が深まります!
新人の時のみではなく、何年目になっても基礎を確認する事もできるので持っていて全く損がありません!!
動作分析 臨床活用講座
起き上がり動作・立位動作・歩行など理学療法士として求められる動作分析について、各動作ごとに詳しく分析方法を解説している事が魅力です!
また、その動作に対してどのような評価をすればよいのかまで書いてあるのでより臨床に即した内容を知る事が出来ます!
私は、歩行の部分をよく見ていました!
スポーツ外傷・障害に対する術後のリハビリテーション
スポーツでの障害・外傷について、各関節ごとに分けてどのようなリハビリテーションを提供することが望ましいかが書かれている本です!
私は特に、下肢疾患の理学療法について参考にした点が多いです。
術後の管理方法や評価の方法が詳しく書かれているため、臨床場面に落とし込みやすい内容です。
スポーツ疾患のことが書かれていますが、評価方法や治療は他の疾患にも応用できる内容となっています!!
整形外科理学療法の理論と技術
発売されたのは1997年と少し古めの本です。
その時代の昭和大藤が丘リハビリテーション病院の理学療法士「山嵜勉先生」が編集しています。
執筆者は、今の理学療法士業界のスペシャリストの方々が執筆しており、各関節の基本的な見方から評価の方法が詳しく書かれています。
また、この本に携わっている先生方の勉強会はとても面白い内容のものばかりなので内容を読んだら是非勉強会にも行ってもらいたいです!
プロメテウス 解剖学アトラス
解剖書です!
色々な解剖書がありますが、この解剖書が一番見やすいです。
運動器系の内容だけでなく、脳や内臓を中心に書かれている内容の本もあるので自分が必要と思う分野のプロメテウスを購入するといいかと思います!
アナトミートレイン
人体を走るアナトミー・トレイン(筋筋膜経線)によって、姿勢の補整と動作の安定がどのように得られているのかを、列車の路線(lines)や駅(stations)に喩えて解説する画期的な本です。
PT、OT、スポーツトレーナー、柔道整復師、あんま、マッサージ師、整体師など、リハビリテーション、ボディーワークに携わる人々へ。
筋膜のことを知ることで運動療法への応用にもなるので、どのように筋膜が関係しているのか知る事が大事です!
セラピスト達のための教化書
山口光國先生が書いた本です!
山口先生の臨床における考え方が色々書かれています!
臨床家としての在り方や患者さんに対するコミュニケーションなど、手技などの技術のみに留まらない内容となっています👍
考え方が変わります!!
中堅理学療法士にオススメの参考書
入谷式測定版~基礎編~
入谷誠先生の足底版について書かれている本です。
足底版の制作方法が書いてあるのは勿論ですが、それだけに留まらず「歩行の診方」がとても詳しく書いてあり臨床でどのように見ていけばいいかのヒントになりました。
また、足底版を削る前の評価方法やどこに着目して歩行の変化を診ればいいかまで書いてあるので、足底版を削ることが出来ない施設にいる方でも参考になる点が多くある本です。
こんな偉大な人が早くして亡くなっていることがとても悲しいですがほんとにすごい人だったんだろうな・・・と思います。
入谷誠の理学療法 評価と治療の実際
入谷誠先生が亡くなった後に発売されました。
弟子である園部俊晴先生が、入谷先生の臨床や実際の話を踏まえて作成された1冊です!
歩行分析の方法は勿論、入谷先生が考案した「カウンター理論」についても詳しく書かれています!
解説も分かりやすく、臨床推論を展開する上で色々な考え方が身につく本だと思います!
園部俊晴の臨床「膝関節」
先ほど紹介した入谷先生の弟子である園部俊晴先生が書かれた本です!
この本は、膝関節について本当に深く学べる本だと思います!
ただそれだけではなく、臨床推論の立て方についても詳しく書いてあり膝関節と言いながらもこの考え方を使えばどんな疾患にも応用ができると私は思いました!
力学だけではなく組織学も大切というのが身に染みて分かるので是非読んでみてください!
投球障害肩こう診てこう治せ~ここが我々の切り口~
いろいろな野球の本がありますがこの本は、「Dr.」「PT」そして「プロ野球選手」という3職種の目線が1冊に集約されているめちゃくちゃ優秀な本です!
特にPTの山口光國先生は横浜ベースターズのトレーナーをしていた経験もあり、介入していた期間は障害発生ゼロを継続していました!そんな山口先生がどんな視点で投球障害を診るのかとても気になる1冊となっています!
また、元プロ野球選手の牛島和彦選手も登場します。
投球テクニックについて「ボールの握り方」や「野球理論」「山口先生との対談」が書かれています。
投球障害を診る方におススメです!
肩関節拘縮の評価と運動療法
赤羽根良和先生が書いた本です。
赤羽根先生と言えば組織学をしっかり見ている先生です!!
組織がどのようになってその症状が出現しているのか、どのようにしてその状況を打破すると良いかなど、臨床のノウハウを知る事が出来ます。
肩関節の保存療法を見ている治療家の皆さんに大変オススメの1冊です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が私が今現在、臨床をやっていてすごく役に立っているな🤩と思う本です!
新人向けで出した本も、今でも読んでいるので長い期間使えるはずです!
もし、買うか悩んでいる人がいたらご質問ください🙇♂️

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